光触媒の技術を利用した、地球環境の保全や生活環境にの向上に寄与できる塗料…。それが『ハイドロテクト』です。
水をはじかず、物質の表面に水がなじむ状態(親水幼体)を形成する技術と光触媒の基本理念である分解技術の総称が「ハイドロテクト」です。ハイドロテクトは、汚れを分解し、雨水で落とす「セルフクリーニング効果」と活性酸素で空気中の汚染物質を分解・浄化する「空気洗浄効果」を持った地球環境にやさしいエコロジーな塗料です。
「ハイドロテクト技術」とはTOTOが東京大学 藤嶋昭教授(現 (財)神奈川科学技術アカデミー理事長)と共同開発した「光触媒薄膜の利用技術」をさらに発展させ、超親水性効果を高めたものです。
光触媒とは?
植物が行う「光合成」に良く似ています。
『光合成』が葉緑素を触媒として、水・二酸化炭素から酸素をつくりだすように、「ハイドロテクト」に使われている光触媒(酸化チタン)に光(紫外線)があたることで「分解力」と「親水性」を発生させます。これにより「セルフクリーニング効果(防汚効果)」と「空気浄化効果」などが発揮されます。
分解力とは?
活性酸素が汚れを分解し、付着力を弱めます。
光触媒である酸化チタンに光(紫外線)があたると酸化チタン表面に分解力(酸化還元)をもつ活性酸素が発生し、さまざまな有機物を分解します。カビや細菌の繁殖や汚れのこびりつきを抑えるとともに、大気汚染の原因となる窒素酸化物(Nox)を分解し、空気をキレイにします。
親水性とは?
水がなじむことで、汚れを落としやすくします。
水をはじく「撥水性」に対し、水とのなじみがよくなることを「親水性」と言います。水が汚れの下に入り込み、浮き上がることによって、汚れが流れ落ちます。
親水性は「塗膜表面の水の角度=接触角」であらわすことができ、接触角が小さいほど親水性は高くなります。
水から汚れを洗い流す光触媒技術を使った親水性塗料「ハイドロテクト」の優れた特長の一部をご紹介します。
■ハイドロテクトの極めて優れた防汚性と抵カビ・防藻性
ハイドロテクト至上最高レベルの防汚性光触媒コーティング材としてクラス最高レベルの防汚性を実現。建物外装部で特に汚れやすい陸屋根端面や塀の垂直面、窓口部周辺などにおいても抜群の防汚性を発揮します。 | ポプラ95本分の空気浄化能力大気汚染の原因となる汚染物質(Nox、SOx)を浄化。1000平米でポプラ95本分の空気浄化能力を発揮します。塗るだけで建物のまわりの空気までキレイに。(戸建住宅(150平米)の場合は約15本) |
藻、カビの繁殖を抑制塗膜表面の光触媒活性を高めたインテグレイト構造と抗カビ・防藻成分とのハイブリット効果によってカビ・藻の繁殖能力を抑制。優れ抗カビ、防藻性能を破棄します。 | 遮熱効果で大気への熱の放出を抑制赤外線反射能力を高めることで建物への蓄熱を大気への放熱を緩和します。 |
簡易メンテナンス万一、汚れやカビ、藻が発生した場合でもカンタンに洗い流すことができます。 | 幅広い用途に対応できる色と艶標準色はなんと380色。淡色系だけでなく光触媒では難しいと言われている濃色にも対応できます。住宅用途から商業用途まで幅広い建物用途に対応できます。 | 色あせ、劣化しにくい光触媒は塗膜に悪影響を与える紫外線をガード。塗膜の耐候性を大幅に引き伸ばすので劣化が少なく、キレイが長持ちします。 |
もっと詳しい情報は…
ハイドロテクトの開発メーカー TOTOオキツモコーティングス株式会社様のサイトもご覧ください。こちらをクリック(外部リンク)
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